湯河原殺人放火事件① 〜事件から7年 情報提供は1件〜
こんにちは、筑前です。この事件は元々後日に取り上げるつもりでしたが記事が結構出てるので取り上げます。
神奈川 湯河原町 放火殺人事件7年 警察が情報提供呼びかけ
神奈川県湯河原町の住宅で66歳の女性が殺害され自宅を放火された事件が未解決のまま21日で7年になり、警察は21日朝、現場近くの駅でビラを配って情報提供を呼びかけました。
平成27年4月、湯河原町の住宅が全焼し、焼け跡からこの家で1人で暮らしていた平井美江さん(当時66)が頭を包丁で刺されるなどして殺害されているのが見つかりました。
警察は殺人と放火の疑いで捜査していますが、未解決のまま21日で発生から7年になり、警察は21日朝、現場近くの湯河原駅でビラを配って情報提供を呼びかけました。
これまでの捜査で、事件の直後に不審な人物がJR湯河原駅を利用していたことがわかっていて、ビラには駅の防犯カメラの画像が掲載されています。
その人物は、身長が1メートル70センチくらい、黒っぽい上下の服を着て白いマスクをつけていたということです。
小田原警察署の野崎剛志署長は「犯人検挙のために捜査を継続しているので、ささいなことでも情報を寄せてほしい」と呼びかけていました。
情報提供は小田原警察署の捜査本部0465ー32ー0110で受け付けています。
実はこの事件の6時間前に犯人と同一人物と思われる男が殺人放火の現場から350m離れた集合住宅に侵入、住人の男性が鉄パイプで襲われる事件が起きていました。その男は住人の男性に「あんたを殺す」「俺はガキの頃からシャブ(覚醒剤)を打ってきた」と話し掛けた上に手には手袋の代わりに靴下をはめていた様です。この事件の直後にJR湯河原駅を使用していた謎の不審者が防犯カメラに写っており、この人物は子供料金で切符を買い、東京方面に向かう電車に乗った模様です。警察はこの人物が事情を知るとして捜査をしているようですが、降車予定の駅には同一の服装の人物は居なかったようです。この不審な人物は茨城一家殺傷事件の岡庭由征被告ではないかと言われていますが、岡庭被告は当時、通り魔事件で少年院にいたようなので違います。個人的にはこの人物は女性に見えます。しかし加賀市コンビニ店員強盗殺人のようにカツラを被ってるだけという可能性もあります。この事件は「湯河原放火殺人事件」とよくメディアでは呼称されていますが、以下の記事によると
火災は午前6時ごろに発生し、焼け跡の寝室から額に包丁が刺さった状態で女性の遺体が見つかった。複数の切り傷や刺し傷のほか、鈍器で殴られたような痕があり、殺害後に放火されたとみられている。
殺害後に放火という事は「殺人放火」となります。何故に放火殺人と呼ぶのかよく分かりません。去年の甲府放火殺人も殺害後に放火なので放火殺人ではないです。
そんな事は置いといて、気になる動機ですが、以下の物が考えられます。
・強盗殺人
・怨恨殺人
・快楽殺人
まず強盗殺人の線ですが、これに関しては現場の証拠品が放火によって灰になってしまったせいで何とも言えません。
怨恨殺人の線ですが、これも被害者の交友関係は狭く、人間関係のトラブルは確認されていないようなので可能性は低いかと思います。
快楽殺人の線ですが、もし事件前の傷害事件の犯人とこの事件の犯人が同一人物なら有り得るかと思います。傷害事件では「あんたを殺す」「俺はガキの頃からシャブ(覚醒剤)を打ってきた」などと被害者に話しかけていましたが、もし金品が目的ならこんな事をする意味が分かりません。さらに靴下を何故か手にはめてた意味も全く分かりません。なのでこの人物が犯人だとすると、男は人を殺してみたいと思い、第一の事件の被害者を襲撃。さらにその6時間後に本件を起こしたという事が考えられます。