筑前日誌

この世で起きた事件について語ります

掛川市放火殺人事件② 〜犯人は名前を伏せられる〜

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どうもこんにちは、筑前です。メディアはどれだけ被害者を冒涜するつもりなのでしょうか?前に取り上げた吉川市の団地で女性が殺害された事件は自殺した知人の男が書類送検されましたが、何故か犯人の名前は伏せられて被害者の名前は出されるという、あまりに理不尽な事を行っていたんですが、かなり初期に取り上げた掛川市の放火殺人で被害者の小学校の同級生の男が被疑者死亡の為に書類送検された模様ですが、またもやメディアはその行為を行いました。

 

2022年4月、静岡県掛川市のアパートで31歳の男性が殺害された放火殺人事件で、警察は岐阜県内で遺体で見つかった被害者の小学校の同級生を殺人と放火の疑いで、容疑者死亡のまま書類送検しました。

殺人と現住建造物等放火の疑いで書類送検されたのは、静岡県掛川市葛川の無職の男(31)です。

警察によりますと、容疑者の男は4月、掛川市下西郷のアパートに住む男性会社員(31)の部屋に火をつけて、会社員を殺害した疑いがもたれています。

事件直後にアパートから走り去った車が、岐阜県揖斐川町の林道で見つかり、車内には殺害された会社員の小学校時代の同級生である容疑者の男の遺体が発見されました。

容疑者の男の死因は一酸化炭素中毒で自殺とみられ、体にはやけどの跡があったということです。

会社員の部屋には石油系の液体燃料がまかれていて、その後の捜査の結果、容疑者の男が会社員の男性を殺害した容疑が強まり、警察は9日、静岡地検浜松支部に容疑者死亡のまま、書類送検しました。

容疑者の男が犯行に至った動機などは分かっていないということです。

 

この事件を最初に紹介した時は事件直後に走り去った車が岐阜県の林道で発見され、車内から容疑者の男の遺体が発見されたという記事を取り上げましたが、この男の死因は一酸化炭素中毒で自殺のようで、体には火傷の跡があったようです。そしてこの事件で今回1番非難する事は何故かこの容疑者の実名が伏せられていることです。この容疑者の男は犯行当時31歳であり、少年法とも何も関係ない訳です。しかし、なのにこの件に触れているメディアの全ての記事において名前が伏せられており、本当に意味が分からないです。さらに今年2月に四日市市で男女が殺傷された事件では容疑者の男が自殺し、書類送検されましたが、こちらの事件の場合は容疑者が死んでいても実名を出されていたのに本当に何故でしょうか?

「容疑者の男が書類送検された」という記事では被害者の名前が伏せられていたので被害者の名前が出されてないだけいいとは思うんですが、前に取り上げた吉川市の事件は被害者の名前が出されて容疑者の名前が伏せられるという被害者への冒涜としか思えないような事をしていたので、本当に遺憾でしかないです。普通に犯人の実名を何故か伏せているメディア、新聞社を許さないでしょう。

 

〜追記〜

テレビ静岡様の記事には書類送検された男の実名が載せられていたので引用します。

 

静岡県掛川市で31歳の男性が殺害された放火殺人事件で、捜査本部は事件後に遺体で見つかった同級生の男を書類送検しました。

殺人と現住建造物等放火の疑いで書類送検されたのは掛川市葛川の無職・土井健太郎容疑者(当時31歳)で、今年4月掛川市下西郷の会社員・峰翼さん(当時31歳)の部屋に放火し、峰さんを焼死させた疑いです。

土井容疑者は峰さんの小学校時代の同級生で、犯行時間帯に目撃され事件4日後に岐阜県内の山中で発見された不審な車の中から遺体で見つかりました。自殺とみられています。

捜査本部によりますと2人にトラブルは確認されていませんが、車の所有者で犯行時のものとみられるヤケドがあったことなどから土井容疑者の犯行と断定し、容疑者死亡のまま9日書類送検しました。

 

当たり前の事なのですが、実名を報道したテレビ静岡様は素晴らしいメディアだと思います。