筑前日誌

この世で起きた事件について語ります

愛知県知立市殺人死体遺棄事件⑤ 〜事件から1ヶ月近く経ち、ついに犯人逮捕〜

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どうもこんにちは、筑前です。5月11日に愛知県知立市の側溝で男性の遺体が発見された事件で、ついに犯人が逮捕されたようです。

 

5月に愛知県知立市で、道路の側溝から男性の遺体が見つかった事件で、警察は9日、強盗殺人の疑いで、26歳の男を逮捕しました。 愛知県警は、9日午後3時半から、安城警察署で記者会見を開き、容疑者の逮捕を発表しました。

 この事件は5月11日、知立市八橋町で、車が道路脇の側溝に脱輪し、同じ側溝から、複数の刺し傷などがある愛知県岡崎市の無職、三浦正裕さん(当時29歳)が遺体でみつかったものです。

 強盗殺人の疑いで逮捕されたのは、愛知県知立市の有馬滉希容疑者(26)です。

 警察の調べによりますと、有馬容疑者は5月、知立市の路上に駐車した車の中またはその付近で、三浦さんを刃物のようなもので複数回刺して殺害した上、現金約14万2千円を奪った疑いがもたれています。

 警察によりますと、有馬容疑者は三浦さんに対して債務があり、殺害したことを認める一方、「金を奪うつもりはありませんでした」などと容疑を一部否認しています。

 

事件当時の報道では「遺体が毛布で包まれていた」「遺体の上に草花や鉄製の蓋が被せられていた」などという情報があり、さらに車内には血が拭き取られた跡もあったようなので、事件後にかなり悪質な隠蔽工作を行ったと思われます。さらに有馬容疑者の容疑は被害者を殺害後に現金14万円を奪ったという強盗殺人罪であり、そしてしばらく経つと死体遺棄の罪でも再逮捕されるかと思います。この事件は強盗殺人死体遺棄事件であり、さらには殺害後に発覚を遅らせるための隠蔽工作も行っているために強盗殺人事件の中でもかなり悪質な方と言えるでしょう。有馬容疑者は「金を奪うつもりはありませんでした」と供述しているようですが、強盗殺人の刑罰は死刑か無期懲役という重い罪なので強盗目的を否認して、殺人罪と窃盗罪を適用してくれという意味合いだと思いますが、おそらく強盗目的が認められ、無期懲役は免れられないでしょう。