筑前日誌

この世で起きた事件について語ります

愛荘町虐待事件 小林久美子被告に懲役24年判決

どうもこんにちは、筑前です。

 

2019年6月から10月にかけて滋賀県愛荘町で同居していた男性に暴行を加えた上にまともな食事を与えずに衰弱死させた小林久美子被告に懲役24年判決(求刑通り)が下されました。

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検察側は小林被告の犯行を「動機は常人には理解できない」「被害者を遊び道具、ストレスのはけ口にした」「あまりに冷酷な犯行」「反省や悔悟の念は微塵もない」と激しく非難し懲役24年を求刑していました。

小林被告は裁判で「軽く殴る事はあったが食事制限はしていなかった」等と主張していましたが、小林被告と被害者の男性は出会い系サイトで知り合ったといい、被害者を愛していたと言いますが、どう考えても愛していたという被害者が低栄養状態になるとかどう考えてもありえない訳で、さらには「被害者がDVしてきた」等 などと被害者が悪いかのような発言までしており、もちろん認められず、反省の態度は完全に無いことがわかります

また、小林被告は他3人の男性への傷害罪でも既に有罪判決が言い渡されていて、このうちの1人の男性にも傷害致死事件と同じように暴行や食事制限を行い、一時期意識不明にまで追い込ませ、その男性に一生残る脳障害を負わせる結果となりました

さらに小林被告は自分の子供さえもただの自分の駒としか思っておらず、長女と次女には援助交際をさせたり、奴隷のように働かせたり、このブログにすら書きたくないようなあまりに酷い虐待を行っていました。(長男は小林被告のせいで自殺)

1人の男性を死亡させ、1人の男性に一生残る脳障害を負わせ、長男を自殺に追い込み、二人の娘にも一生残る傷を負わせた結果はあまりに重大と感じます

小林被告はもはや命ですら償えない程の大罪を犯していま

詳しい事件概要に興味がある方は検索すれば出てきますが、言葉を失う程の凄惨さです

本当に酷すぎる事件です

一応自分は数百件以上の色んな事件を見てきましたが、その自分が言葉を失うレベルというのは相当な事件という訳です

先程も述べた通りにこのブログにすら書きたくないぐらいです

それなのにも関わらず本人は全く反省していません、刑務所に入れても全く無意味な人間だと感じます

正直、なんでこれで未必の殺意が立証出来なかったのか理解に苦しみますし

そして傷害致死の量刑の上限は懲役20年ですが、それが意味するのは即ち、どれだけ残虐非道な行為をしても何人死なせても傷害致死罪なら死刑はおろか無期懲役にすらならない事です。実際には筑後市のリサイクルショップの従業員ら3人を死亡させた罪に問われた中尾知佐受刑者は3人の生命を奪った事実は変わりないのに懲役30年となりました

傷害致死罪は上限を最低でも無期懲役にするべきです

もはや法律が想定していない凶悪すぎる犯罪に法律が対応しきれていません。