筑前日誌

この世で起きた事件について語ります

十和田市高齢女性殺害事件④ 〜被害者の長男が逮捕される〜

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どうもこんにちは、筑前です。今年の5月に十和田市で女性が殺害される事件がありましたか、被疑者として女性の長男が逮捕されたようです。

 

先月、青森県十和田市西十一番町の無職小峰勝子さん(84)が自宅で頭から血を流し死亡しているのが見つかった殺人事件で、十和田署と県警の捜査本部は2日、鈍器で頭を殴り殺害したとして、殺人の疑いで無職の長男(59)=同市西十二番町=を逮捕した。捜査本部は、裁判員裁判の対象事件として、認否や供述内容を明らかにしていない。

 逮捕容疑は、5月16日午前10時半ごろから17日午後7時50分ごろまでの間、小峰さん方で、殺意をもって小峰さんの頭部を鈍器で複数回殴り、頭部打撲による失血、頭蓋内損傷で死亡させた疑い。

 凶器について、2日夜、十和田署で記者会見した捜査本部長の西川茂県警刑事部長は「(遺体発見現場で見つかった)木刀が凶器の一つとみている」と語った。木刀には被害者の血痕が付着していた。容疑者単独の犯行とみている。

 県警によると、小峰さんは5月17日午後7時50分ごろ、1階居間で頭から血を流して死亡しているのを、同居している容疑者の妻に発見された。現場の居間からは木刀が見つかったほか、駆けつけた救急隊によると、小峰さんはソファに座った状態だった。

 小峰さんは、発見した妻と2人で暮らしており、容疑者は市内で別居していた。容疑者は遺体が発見された直後、警察に対し、小峰さんと最後に会ったのは2、3日前-と話していたという。

 十和田署と県警は20日、捜査員67人態勢の捜査本部を設置。激しく殴打された遺体の痕跡や、現場に荒らされた跡がなかったことから、顔見知り、トラブルを抱えた者による犯行の可能性があるとみて、容疑者らから事情を聴取する一方、現場の住宅や関係先で鑑識活動を行ってきた。

 

動機は不明ですが、遺体には激しく殴打された痕跡があった事から、かなりの恨みがあったのではないかとも思えます。現場で発見された血の付いた木刀は家族が購入し、長い間被害者の家にあった物の様なので、その時点で既に家族の誰かが犯人なのでは?とも思っていましたが、一応断定はせずに「そういう可能性があるよね」と思ってましたが、やはり家族の犯行でした。近隣の住民によると小峰容疑者は言葉が乱暴で、お酒を飲むとカッとなるというのを被害者から聞いていたようです。私は青森県には未解決事件が多く、すなわち青森県警が貧弱なせいで未解決事件が多いと考えていたので、この事件も未解決になると思っていましたが、思ったより早く解決して何よりです。