筑前日誌

この世で起きた事件について語ります

山梨県道志村 発見された腕と足の骨も失踪女児とDNA型一致

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どうもこんにちは、筑前です。前に山梨県道志村で発見された肩の骨が2019年に失踪した小倉美咲さんとDNA型が一致したと取り上げましたが、今度は発見された腕の骨と足の骨も一致したようです。

 

山梨県道志村の山の中でみつかった人の腕と足の骨について警察は行方不明になった千葉県の小倉美咲さんとDNA型が一致したと明らかにしました。

道志村の山の中にある かれた沢ではこれまでに頭の骨の一部や肩甲骨、それに衣類などが見つかっています。

このうち今月11日に見つかった腕と足の骨の一部について警察は、鑑定の結果3年前に近くで行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲さんのDNA型と一致したと明らかにしました。

なお警察は肩甲骨についても小倉さんとDNA型が一致していることからすでに小倉さんは死亡していると判断しています。

一方、頭の骨と運動靴と靴下、それに長袖のハイネックについては個人を特定するだけのDNA型は検出されませんでした。

道志村の山の中でこれまでに見つかった遺留品の鑑定は全て結果が出ましたが、死因は特定できていません。

警察は少しでも多くの遺留品を家族に届けたいとして捜索を継続しています。

そして事故と事件の両面で捜査し亡くなったいきさつを調べることにしています。

 

これは取り上げてなかったのですが、運動靴と靴下とハイネックについては個人を特定するだけのDNA型が検出できなかったようです。もう小倉美咲さんが死亡しているというのは間違いないと思いますが、気になるのは死因です。参考程度に元徳島県警の刑事の秋山さんの意見を貼っておきます。

 

美咲さんの死因は特定されていない。事件か事故かも、明らかになっていないのだ。秋山氏は、今後カギとなるのが美咲さんが着ていた衣服や未発見の骨だと話す。 「今回は行方不明になってから3年近くが経ち保存状態が心配されますが、衣服には通常重要な要素が残されています。まず損傷の仕方です。動物に噛まれたような痕があるか、人と争ってソデが破れたりボタンが飛んでいないか、滑り落ちたために臀部がスリ減っていないか……。傷み方に、重要なヒントがあります。 骨も大切です。包丁などで刺されていたら、刃こぼれした先端が必ず骨の中に残っている。刃物の破片が骨の中にあったり、ノコギリで切断したような痕があれば、事件に巻き込まれた可能性が非常に高いことになります」

 

もし人骨に切断したような跡があれば報道されるはずですが(九州大学の切断遺体もそうでした)今回の場合はそういう情報はないので遺体を何者かが切断したという事はないのでしょう。小倉美咲さんの人骨は中々の年月が経っており、死因を特定するのは結構難しい気がします。どう死因を特定していくのかな〜とも思いましたが、秋山さんの言っている通りに人骨をよくよく調べるしかない気がします。