筑前日誌

この世で起きた事件について語ります

福島県塙町女性強盗殺人事件③ 〜犯人・鈴木敬斗の生い立ち〜

f:id:tikuzenresearch:20220519141502j:image

 

どうもこんにちは、筑前です。昨日、福島県塙町で女性が殺害された事件で起訴・実名公表された鈴木敬斗被告を取り上げましたが、そして今回は鈴木敬斗被告の生い立ちが載っている記事があったのでそちらを取り上げたいと思います。

 

矢祭町に生まれ、幼い頃に両親が離婚し、兄や妹とともに母方に育てられた。小学校ではサッカークラブに入り、練習に励んでいたという。被告と同級生の子どもを持つという男性は「小さくて運動神経が良い感じ。悪さをするような子ではなかった」と当時の印象を語る。この男性によると、被告は中学校でも、部活動でサッカーを続けていた。中学卒業後は高校に進学せず、茨城県の自動車板金関係の会社に就職した。

 しかし、1年ほどで会社を辞めて矢祭町に戻り、知り合いの自動車板金関係の会社で働き始めたという。当時の上司だった男性は「積極的に仕事をこなし、無遅刻、無欠勤だった」と真面目に仕事に打ち込む姿を思い出す。

 ただ、昨年夏ごろに会社に独立を申し出て、矢祭町で建築板金業を始めたころから、生活の変化を感じていた関係者も多い。高級車に乗り、ブランド品を身に着ける被告の姿を見かけるようになったという。自動車板金関係の会社で上司だった男性は「社長になって『いい乗り物。いいブランド』という思いが芽生えてしまったのではないか」と表情を曇らせた。

 そして今年2月、塙町に住む祖母方に侵入して祖母を殺害し、祖母の口座から合計300万円を引き出したとされる。家裁郡山支部少年審判では、奪った金を交際相手のプレゼント代などに充てるなどしていた行動が明らかになっている。

 

鈴木被告がまだ幼い頃に両親が離婚していますが、小さい時から非行に走ったりという事はなかったそうです。むしろ周りからは「悪さをする子ではなかった」「積極的に仕事をこなし、無遅刻、無欠勤だった」と言った事件とは真逆の評価です。しかし働いていた自動車板金関係の会社に独立を申し立て、建築板金業を始めた頃から鈴木被告に変化が起き始め、高級車に乗ったり、ブランド品を身に着けたりする姿を目撃されています。鈴木被告が前に働いていた自動車板金関係の会社の上司は「社長になっていい乗り物。いいブランドという思いが芽生えてしまったのではないか」と話していました。そして今年2月に事件を起こすことになります。当初、私は犯行後の鈴木被告の行動があまりに酷すぎることから生育環境に問題があるのでは?と思いましたが生い立ちを見る限り、両親が離婚したという事ぐらいしか生育環境に問題は無く、母方に育てられたと書かれていましたが、ネグレクトや虐待を受けてたという記載も無いので愛を与えられてちゃんと育てられたのでしょう。なら、本当にどうしてこうなってしまったのかと思います。家庭環境にも問題は無さそうで幼少期や会社での周りの評判も良かったのに本事件を起こしたという経緯は本当に謎です。強いて言うなら社長になって調子に乗ってしまったのかもしれませんが、それだけで強盗殺人事件という重大事件を起こすというのは考えられないでしょう。彼はどうしてこうなってしまったのでしょうか?生い立ちは分かったものの、疑問ばかりが残ります。