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千葉小3女児殺害事件① 〜澁谷恭正被告の無期懲役が確定〜

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どうもこんにちは、筑前です。今日は千葉小3女児殺害で、一審二審ともに無期懲役が言い渡されていた澁谷恭正被告の無期懲役最高裁で確定したという事なので取り上げさせていただきます。

 

千葉県松戸市ベトナム人の小学生の女の子を殺害した罪などに問われている男について、最高裁は上告を退け、無期懲役の判決が 確定することになりました。

松戸市で小学校の 保護者会の会長をしていた渋谷恭正被告(51)は 2017年3月、ベトナム国籍で当時9歳だったレェ・ティ・ニャット ・リンさんを 連れ去り、殺害した罪などに問われています。

裁判で渋谷被告側は無罪を主張し争っていましたが、一審の千葉地裁無期懲役を言い渡し死刑を求刑した検察側と 被告側双方が控訴しました。
しかし二審の東京高裁も2021年、「殺害様態は冷酷非情ではあるが、殺害について計画性が認められない」 として改めて無期懲役を言い渡しました。

これに対し渋谷被告が上告していましたが、最高裁はきょうまでに退ける決定をし、無期懲役の判決が確定することになりました。

 

上記の記事では事件概要が対して紹介されていないので詳しい事件概要を紹介しておきます。

 

千葉県松戸市の不動産賃貸業で、小学校の保護会長だった澁谷恭正被告は、小学校の修了式だった2017年3月24日朝、自宅から登校中だった小学3年生のベトナム国籍の少女(当時9)を軽乗用車で連れ去り、車内でわいせつな行為をした上に、何らかの手法で首を絞めて殺害。遺体を我孫子市の排水路の橋の下に遺棄した。遺体は26日朝に発見され、翌日には茨城県坂東市利根川河川敷で被害者のランドセルが発見された。その後、聞き込み捜査などから澁谷被告が容疑者として浮上。その後の捜査で我孫子市の遺体発見現場の遺留物から採取したDNA型と、渋谷被告のDNA型が酷似していることが判明し、4月14日に澁谷被告を死体遺棄容疑で逮捕し、5月5日に殺人容疑や他の容疑で再逮捕。

 

澁谷被告はなんと、被害者が通っていた小学校の保護者会会長だったようです。そうするとつまり、本来児童を守らないといけない立場の人物が逆にその立場を利用して被害者を誘拐して殺害したということになります。

 

澁谷被告は無罪を主張していましたが、以下の状況証拠を見ると澁谷被告はほぼ黒だと思われます。

・キャンピングカーから金属製の足手錠、バイブレーター4本、ヒョウ柄の革手錠などのSM器具が押収される

・被告の軽乗用車内のマットなどに付着した血液、キャンピングカー内にあったネクタイやフェーズマスクなどから被害者と同じDNA型が検出。

・さらにキャンピングカーにあった手錠や遺体の腹部などから混合したと考えられる2人のDNA型が見つかる

・犯行当日の午後3時44分頃からの1時間に澁谷被告の軽乗用車が少女のランドセルなどが見つかった河川敷付近の野田市内を往復する記録

・被害者の通っていた小学校の校長、ボランティア活動の責任者などが事件当日に澁谷被告が見守り活動に来なかった上に午後1時頃に行方不明になった被害者の捜索を保護者会に依頼する為に澁谷被告に電話を数回かけても繋がらなかった

・上記の見守り活動に来なかった等の理由を「母親の介護」と言っていたが、自身の母親は既に亡くなっていた

 

こんなに大量の証拠があると無罪とは到底思えません。

さらに、澁谷被告は被害者が殺害されたのを「親の責任だ」と言っています。以下は裁判での澁谷被告の発言です。

 

(もし居なくなったのが自分の娘だったら捜索に協力して貰えなかった時にどう思うかと聞かれ)

「登校中なら親が悪い。校内なら教員が悪い。(リンちゃんの事件は)通学途中のことなので親の責任だ」

(もし自分の娘が性的被害を受けて殺害されたら許せるかと問われ)

「許すことはできません……。なので私は子どもと一緒に学校に行っています」

しかし、澁谷被告はこの前に「見守り活動をしていたのに守ることができなくてすみません」と発言していて、完全に矛盾しています。裁判長にその矛盾について聞かれると

「見守り活動をしていたのに見守れなかったので謝りました。親がボランティアのところまで連れてくれば見守る。連れてこられなければ見守れない。だから親の責任です」

このあまりに酷すぎる発言に裁判長が「子供を殺害された親に言っていいことではないのでは」と苦言を呈すと

「(親が)守っていればこんなことにはならなかったと思う。事件当日、リンちゃんのお父さんは仕事に行く前に時間があったと聞いたので送っていけた。ひとりで行かせたから事件に遭った」と発言し、結局は考えを改めようとはしませんでした。

結局、第一審では以下の理由から死刑を求刑されました。

 

・(被告が無罪主張を続けてる点について)人間性の欠片もなく、犯行についても語ろうとせず、刑事責任を免れようとしている

・殺人は口封じ、わいせつは性的欲求を満たす為で、動機は身勝手の極み

・被害者の肉体的、精神的苦痛は甚大

・犯行は冷酷、残忍、悪質で結果も重大で、更生の可能性はまずない。

 

自分の意見になりますがここまで論告求刑で言われる被告も相当珍しいと思います。まぁ事件自体も裁判での言動もあまりに酷いので当然ですが。

 

判決では死刑求刑に対して無期懲役の判決が下されました。弁護側の無罪主張は除け、「被告人の指紋、足跡がなくても、被告が本件の犯人と認められる」と結論付けました。そして裁判長は量刑について以下の理由を述べました。

 

・計画性について遺棄場所を探して車で走り回るなど「むしろ場当たり的」「意を決して計画していたとは言えない」と指摘。

・わいせつ行為の発覚を免れるための殺害は他の事件でもあり、わいせつ行為の特異さを持って殺人行為の執拗性・残虐性と同じに評価する事は出来ない

 

と言った理由で、死刑を言い渡すのに「真にやむを得ないとまでは認められない」として無期懲役が言い渡されました。

自分の意見を述べると、わいせつ行為をした後に被害者を殺害し、その被害者の遺体を遺棄し、さらに証拠隠滅まで行い、裁判では無罪主張をしている上に被害者の親のせいにするなどのあまりにふざけた態度をしても死刑にはならないという判例を残してしまったと思います。裁判でふざけた態度をする被告は大変珍しく、裁判中にあくびをしたり、貧乏ゆすりなどの悪態を見せた奈良小1女児殺害事件の小林薫、裁判中に検察を非難する発言を行ったりした為に裁判長に説教された福岡3女性連続殺人事件の鈴木泰徳など、かなり少ないです。小林薫や鈴木泰徳などはいずれも死刑になり、既に死刑が執行されています。澁谷被告もこれらの死刑囚に匹敵する程の反省の無さなのに、無期懲役を言い渡してしまったせいで、これだけ裁判での言動が酷くても死刑にならないという前例を作った事になります。裁判員裁判で審理された同種事案と比較しても完全に無罪主張しているのは澁谷被告ぐらいで、一番反省がないような気がします。実際、他の同種事案を起こした被告である小林遼、内間利幸、君野康弘、シンザトなども事実関係については概ね認めています。

ここからは澁谷被告の生い立ちを紹介します。(以下はネットで書かれていた情報などを合わせた物なので信用性については悪しからず)

 

澁谷被告は複数の不動産を所有している父親の元で生まれた為に、かなり裕福だったようです。母親は地主で、性格は豪快で威勢が良く、トラックなどを乗り回していたようです。自分の思い通りに上手く行かないと怒鳴り散らすような性格だったようです。しかし、澁谷被告が幼少期の時に両親が離婚し、澁谷被告と父親違いの姉は母親に引き取られたようです。澁谷被告は中学生時代に問題を起こし、澁谷被告は教師にビンタされ、それに対して「お返しです」と言って教師に殴り返し、教師を血まみれにしてしまう事件を起こしていたようです。さらに、澁谷被告の母親は息子が殴られた事に対して抗議し、教師に対して慰謝料を請求したようです。そして結局教師は15万円の慰謝料を払っています。澁谷被告は高校3年生の頃に少女漫画にハマり、学校にアニメの女の子の裸を持ってきていたようです。高校卒業後は北海道に移り住み、そこで結婚し、子供が1人生まれています。しかし、結局離婚し、子供の親権は澁谷被告の物となります。離婚後も4年ほど北海道に滞在していたようですが、結局は実家近くの茨城県坂東市に帰ってきたようです。その後そこで2度目の結婚をし、そこでも子供1人が生まれています。その相手とも結局は離婚し、今回も子供の親権は澁谷被告の物となっています。2001年に母親が死去し、澁谷被告は千葉県松戸市のマンションを相続した事により、2007年前後にこのマンションに引っ越してきたようです。その後またしても中国人女性と再婚しますが、いつもの如く離婚しています。事件当時は澁谷被告は独身ではあったようですが、同居している女性が居たようです。澁谷被告の周りの人は「児童の誰もが知ってる人」と話し、「2人の小学生の子供が居て、子煩悩で温厚な人」という印象だったようです。しかし澁谷被告の元勤務先の同僚によると澁谷被告は小中学生が出演するイメージDVDを収集しており、15歳以下の女性にしか興味がなかったようです。なお、日本人の女児のビデオより東南アジア人の女児のビデオの方が多かったようです。

 

澁谷被告には母親と同じくキレやすい一面があったようで、母親の悪い特徴を完全に受け継いでしまっています。母親は完全におかしい人であり、息子が教師を殴ったのに逆に教師から慰謝料を巻き上げているのは異常としか言えません。澁谷被告の生い立ちを見ると犯罪者にありがちな家庭環境の問題は無かったと思いますが、強いて言うならこの母親の存在でしょうか?そして、やはり結婚を離婚を繰り返しているのは澁谷被告のキレやすいという性格の問題なのでしょうか?最後に思う事は澁谷被告が更生する可能性は裁判での検察の求刑でも言われてた通りに1つたりとも無く、澁谷被告を二度と刑務所から出して欲しくないです。(マル特無期と思われるので出れる事はないと思いますが)