筑前日誌

この世で起きた事件について語ります

根室のショッピングセンターで女性店員を切り付けた14歳少年 少年院送致決定

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どうもこんにちは、筑前です。2021年11月に起きた根室のショッピングセンターで女性が切り付けられて重傷を負った事件で、加害者の14歳少年が少年院送致の処分が決定されたようです。

 

去年11月、北海道根室市のショッピングセンターで、14歳の少年が女性店員を包丁で切りつけた殺人未遂事件で、釧路家庭裁判所は少年に対し、少年院送致の処分を決めたことがわかりました。

 根室地方に住む14歳の中学生の少年は、去年11月、根室市内のショッピングセンターで、勤務中だった50代の女性店員の頭部や首などを、包丁で複数回切りつけ、殺人未遂の疑いで逮捕されました。
 女性店員は全治1か月の重傷を負い、少年は、去年12月、釧路家庭裁判所に送致されていました。
 家庭裁判所は先月25日の少年審判で「あとわずかでも傷が深ければ女性店員は死亡する危険性が高く、強固な殺意に基づく非常に危険かつ残虐な行為」とした上で、少年の家庭環境などを考慮し「立ち直りのためには少年院で2年以上教育を受けさせる必要がある」とし、少年院送致を決定しました。

 

そもそも彼はなんでこんな事をしたのかと思い、動機を調べると「むしゃくしゃしていた」「誰でもよかった、たまたま居合わせた人を狙った」と取り調べで供述していたようです。また、女性とも面識は無かったようで、女性には15ヶ所の切り傷があったようです。これを見たら分かる通りに通り魔的犯行のようです。女性は上記の記事に書かれている通り、あと少しでも傷が深ければ下手したら死んでいたかもしれないのに、僅か14歳で通り魔事件を起こしているような少年を世に出していいんでしょうか?少年の時に殺人や殺人未遂などを犯した人物が再犯するというのは今までの日本犯罪史を見ると分かりきっている事です。少年の時に自身の母親を殺害し、少年院に送られるものの、少年院を出た後に大阪の姉妹を殺害する事件を起こした山地悠紀夫元死刑囚や、少年の時に好意を持っていた女子高生を殺害し、不定期刑に処されるものの、出所後に殺人未遂事件を起こした鈴村泰史など沢山います。こういう輩をシャバに出して被害に遭うのは一般市民なんです。当事件の犯人の少年も「むしゃくしゃしていた」「誰でもよかった」という動機で殺人未遂事件を起こしており、到底更生が出来ると思いません。もちろん全員が更生できないという訳では無いです。でもこんなふざけた動機で人を襲っている彼みたいな輩にチャンスを上げても結局は一般市民が被害に遭うんです。これはただの通り魔事件なので裁判にかけてもいいのではないかと思いましたが、上記の記事で少年の家庭環境を考慮したと書かれていました。しかし、少年の家庭環境や生育環境について詳しく書かれている記事は見当たらず、詳細が分からないのでなんとも言えませんが、審判で考慮されるレベルというのは相当な物なのでしょう。