群馬県みどり市男性殺人放火事件① 〜事件から1ヶ月、捜査難航〜
どうもこんにちは、筑前です。今回は事件から1ヶ月が経ったということでこちらを取り上げます。
群馬県みどり市笠懸町鹿の民家で住人男性が殺害された殺人・放火事件は4月30日で発生から1か月となった。捜査関係者によると、男性は夕方以降に殺害されたとみられることが新たに分かった。しかし、現場の民家は全焼し、容疑者の特定につながる証拠が少なく、捜査は難航している。
火災は3月30日午後7時45分頃に発生。1階居間に倒れていた船戸秋雄さん(73)の頭や胸に多数の骨折やあざがあり、死因は外傷性ショックだった。
捜査関係者によると、船戸さんは事件当日午後、複数の知人と市内の観光地を訪れていたことが判明。夕方に帰宅したとの目撃情報もあり、捜査本部はこの後に事件に巻き込まれたとみて調べている。
事件の発生から1か月を迎えた船戸さん宅は、この日も規制線が張られたままで、多くの花束が手向けられていた。船戸さんの義姉・稔子さん(75)は「他人思いの人だった」と振りかえる。船戸さんの兄で稔子さんの夫・和雄さんが10年ほど前に他界して以降、船戸さんは毎年命日に和雄さんの大好物だった餅をつく大会を開いてしのんでくれた。稔子さんを気遣って3日に1回は電話をかけてくれたが、今はもう来ない。「さみしさを痛感する。成仏のためにも一刻も早く解決してほしい」とうつむいた。
この事件は事件が起きてから1週間後ぐらいに掛川市で全く同じような放火殺人が起きて、そっちに全て持ってかれてしまった印象があります。被害者は午前に畑仕事を行っていたという目撃情報があった為に、被害者は午後になって犯人に襲われ、激しい暴行を加えられた後に放火されたと見られています。また、被害者は発見時に薄着だったようであり、最寄りの桐生市では午後2時に21.9度を観測していたようです。警察は入浴前後か外出後と言った着替えるタイミングで襲われたと見ているようです。やっぱり放火になってくると現場が燃えて犯人のDNAや遺留品なども燃えてしまっていると思うので基本的に解決が難しいんでしょう。実際、2001年に起きた歌舞伎町ビル火災は死者44人を出し、出火原因が放火とされていますが、決議原因が放火なのかは確定しておらず未解決です。2009年に起きた浜松麻雀店で起きた火災も死者4人を出し、こちらは放火とされていますがこれも未解決です。やっぱり放火事件の解決は犯人の自供だったり自首が無いと厳しいんでしょうか?この事件の動機を考察しようと思いましたが遺留品なども燃えてしまっているため何とも言えません。被害者にはトラブルは無かったようなので怨恨という可能性は低いでしょう……と思ったのですが被害者の頭や胸などに多数の骨折があるという遺体の状態を見るに犯人はおそらく被害者に激しい暴行を加えていた事から被害者に強い恨みがあるようにも思えます。