筑前日誌

この世で起きた事件について語ります

寝屋川専門学校生刺殺事件③ 〜特定少年の弁護士「家族が住めなくなる」〜

どうもこんにちは、筑前です。未だに寝屋川専門学校生刺殺の強盗致死容疑の特定少年2人の起訴はまだですが、少年の弁護士が「家族が住めなくなる」と言って実名報道を控えるべきと言っていたので取り上げます。

 

今年3月、大阪府寝屋川市で専門学校生が刃物で刺され死亡した事件で、強盗致死容疑で検察官送致(逆送)された男(19)の弁護士が25日、男が起訴された際の実名報道を控えるよう求めて大阪市内で記者会見した。

玉野まりこ弁護士は「事件を持ちかけたのは別の人物で、最も従属的な立場だった」と説明。「結果は重大だが、小さな地域の出身で、実名報道されれば家族が住めなくなる」と訴えた。

 4月1日施行の改正少年法は18、19歳を「特定少年」と規定し、起訴後の実名報道が可能になった。一方、検察は氏名公表基準を「犯罪が重大で、地域社会に与える影響も深刻な事案」としている。

 

確かに特定少年の実名を報道してしまったら、家族が迫害を受けて住みづらくなってしまうかもしれません。しかし、ヤフコメにこういう事が書かれていて納得したのですが、それは成人も関係なく実名報道されたら家族に住みづらくなるのでは?実際、秋葉原通り魔事件の加藤智大の弟が自殺したり、東京埼玉連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤も父親が自殺したりしています。その弁護士の主張を通して実名報道をしなかったら実質的に実名報道という存在を否定することになってしまいます。検察は本当にこの特定少年を実名報道して欲しいです。もし彼らを実名報道しなかったら「死者1人ぐらいの殺人だったら実名報道はしない」という悪い前例が出来てしまいます。